2021-12-21

パガニーニのカンタービレ

ヴァイオリンのレッスンで新しく取り組む曲はパガニーニのカンタービレです。わたしがやりたいと申し出ました。パガニーニと言えば超絶技巧!ですが、この曲は穏やかなあたたかい雰囲気の曲です(だからといってわたしには簡単ではないけれど)。以前先生が弾くのを聞いたことがあって、それがとっても良かったので、いつかやりたいと思っていました。

この前のレッスンが初回でした。自分なりにフィンガリングやボーイングを考えてみましたが、今回はイタリアの空のような鮮やかな色合いの音で、ストレートに情熱的に!という方向でとのこと。フランスの音楽のようなおしゃれなニュアンスカラーではなくて。後先を考えるとかそういうのはどうでもよくて(笑)、テンション高めでどんどんこっちに近づいてくるような勢いで。

わたしは普段からテンション低めで、落ち着いていると言われることが多く(自分なりに気持ちの浮き沈みはかなりあるつもりですが)、情熱的な音楽にはあまり向いていない自覚はあります。どうしたらいいかなぁ~と考えて、練習の前にお腹を満たして、暖かくして、わたしを幸せな状態にしてあげるのが良いと思いました。ヴァイオリン弾く時に自分は素直過ぎて、状況がそのまま音になるから(笑)。

今のところ成功しているかは良く分からないけれど、先日毛替えをしてもらった弓が、粘りのある音を出してくれるようになった気がしています。少しテンション上がって聞こえるようになったかもしれません。

イタリアではないけれど、青い空と明るい太陽に恵まれた幸せな日の写真です

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