2021-06-01

セカンド・ワルツ

先月、仕事中にこの曲が。なぜかとても懐かしいような気持ちになって、終わっても頭の中で繰り返し流れてきました。わたし、そういうことは良くあるのです。ショスタコーヴィチはソ連の作曲家なのに、なんだか昔の昭和(昭和はもう十分昔ですが、わたしにとっての、だから昭和前半)なイメージがして、そう言ったら、そこに居た同年代の人たちも同じような印象を持ったようでした。

明るく晴れ晴れとした光溢れるような音楽も好きですが、こういう悲しいのか嬉しいのか分からないような音楽は、勝手に気持ちが動きます。好きとか嫌いとか頭で考える余地なし、です。家に帰ってからYouTubeで調べてたくさん聞くうちに昭和な印象は薄れていき、華やかな大人の夜の祝宴のようなイメージに変わりました。

冒頭の渋くて素敵なフレーズをヴァイオリンで弾いてみたいなぁと、久しぶりに耳コピして音を出してみたら、サックスやクラリネットやトロンボーンで弾いているのと同じような音が出たような気がしました!たぶん頭の中に流れている曲を聞いていて、自分の楽器の音が聞こえていないのでしょうね…。

そろそろちょっとヴァイオリンを弾いて聞かせるのはどう?とゆる~く提案してもらったのは先月かその前だったか。いつまでたってもなかなか思い通りに弾けるようにならないけれど、前に聴いてもらった人ならわたしの力量を知っているから大丈夫かな。小さいお店を貸し切りにして食べたり飲んだりのついでに少し聞いてもらうとかならできそうかな…?と、いつとは決めずにぼんやりとした心づもりができたみたいで、そうするとこういう曲に出会うのですね。セカンド・ワルツなら良いかも!でもまだしばらくはぼんやりさせておきます。宴会できる世の中になるのはもう少し先になるかな。

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