2022-02-08

カンタービレが終っちゃった

先日のヴァイオリンのレッスン、カンタービレの最終回でした。冬の間やる気低迷中でも、カンタービレを練習すると何かがチャージされるようで助けられていました。もの凄く熱心にではなくても、好きな曲を何とかそれっぽい形にして終わらせたいと思ってやった成果はあったはずです。

久しぶりにずーっと前から憧れの先生のヴァイオリンと、曲に合わせた弓を「パガニーニセット」にして貸してくださり、何と豪華なのですが普段と違うのでいつものようには弾けず…。でも数回やるうちにこれまでとは違うニュアンスが表れて…、それはそうです、楽器のうつわ・懐の広さが違うのです。わたしのような人が弾いてもそれが感じられて、なんて贅沢なことでしょう~!

せっかくフェラーリに乗っているのに80キロぐらいまでしか出せない超安全運転だったのが、慣れるまで3回弾かせてもらって、ようやく150キロくらいのスピードは出せたと言ってもらえました(つまらない演奏ではなく、情緒豊かに情熱的に!という意味です)。でも最後にはやはり自分のヴァイオリンと弓で弾けなければいけないのだ!と思って持ち替えさせてもらったら、またうまくいかなくて(笑)、その前から集中力も切れ始めていて、全部で5回弾いてどれも満足にはできませんでした。でも、この曲をやったことで今までと少し違う弾き方ができるようになったはずです。

楽しかったカンタービレが終ってしまって、元気をチャージするものが無くなってしまいました。次の曲の譜読みを始めていますが元気が出る曲ではなく(自分で選んだけれど)、次のレッスンまでに少し時間が空いていることもあり、ちょっとぼんやりとしてしまいます。

レッスンが終って外に出たら、少し前までは暗くなっていたのに陽の明るさが残っていました。まだ春というには早いけれど、季節が進んでいますね。冬眠の後が春眠にならないように、三寒四温のようにいったり来たりしながらでも、やる気を取り戻していきたいです。

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