2021-06-04
美しい音は人を幸せにする
ヴァイオリンのレッスンで前の曲が終わり、今回から新しい曲が始まりました。以前一度やったことのあるバッハの曲です。前は先生にご提案いただいて取り組んだのですが、今回は自分で申し出ました。この前の曲もバッハでしたが、もう少し続けて弾いてみたい気がして。「究極のニュートラル」と先生も言うように、淡々と曲が望むように進めていく…というのはショスタコーヴィチのワルツとは対極ですが、毎日それをやることで自分も整うような気がします。(実際には、淡々と…には程遠い状態ですけど)
毛替え後の弓はとても調子が良く、ヴァイオリンもその前から機嫌が良くて、わたし自身もヴァイオリンを弾く時の感覚が前と少しだけ変わってきていています。一度目の時には何とか音を出すことしかできず無残に終わりましたが、今回はその良い調子のまま曲を弾いて「神さまの音楽に近づく」というのが目標になりました。ヴィブラートの練習の時までは良い音が出せていたようで、「良い音は人を幸せにします」と言ってもらえました!曲の中でもその音が使えるようになると良いなと思います。
美しい音が人を幸せにするのなら、良い音で曲が弾けるようになってその音を誰かに聞いてもらいたい。わたしが弾くのを見てもらいたいとか、そういうのではなく、聞いてくれる人と弾くわたしも、一緒にヴァイオリンから出てくる美しい音を聞いて幸せな時間を過ごしたい。想像すると夢のように美しい時間です。実現させたいことです。
タグ: ヴァイオリン
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