2021-09-22

いつも通りにすれば良いのにね

ヴァイオリンを習っているのならば、その成果を誰かに見ていただかなくてはいけないのでは?と思うのですが、苦手意識が先に立ちます。レッスンで取り組む曲の最終回は仕上げを先生に聴いていただく本番のようなもので、そう思うだけで朝から、いえ、先回のレッスンの後から挙動不審っぽくなっていたようです。

終わりまで流れを止めずに弾かなくては…と思って練習していて、これまでのレッスンでやって来たことを忘れてしまっていたのだなぁ。普段は2回弾かせてもらうのですが(3回まではあったかな)、そんなこともあって4回弾かせてもらいました。何度もやるとだんだん集中力が無くなって…、もう、どうしたら良いのでしょう?(笑)。

長く見てもらっている間には、上手くいったような気がする時や静かな気持ちで集中できている時もあり、そういう時は、余計な気負いとかやる気などとは無縁のシンプルな気持ちでいる場合が多いです。いつでもそうやれば良いのにね。本番は練習のように、練習は本番のように、です。改めて良く覚えておこう。

練習している時に思いがけず良い音がしたように思うことや嬉しい気持ちになること。ヴァイオリン好きだな~とひとりで弾きながら思うこと。そんな様子を誰かの前で弾いて見ていただけるようになるのが理想です。できればひとりでそういう世界に浸っていたいなぁ、わたしはそれで満足だなぁ…と思いますが、音楽は聴いてもらって完成するものという考えには同意しています。

レッスン前に家で練習しながら憂鬱な気持ちになり、気分転換にベランダから撮った空。
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