2021-09-10

ベランダの韓国唐辛子

以前、青唐辛子のクッキーについて書きましたが(今月のクッキー)、今日はそのトウガラシのこと。

今年の4月に友人と一緒に、水キムチのワークショップに参加しました。水キムチというのは、赤い辛いキムチと違って飲みもの(?)です。野菜と水と調味料を入れて発酵させた乳酸菌たっぷりのもの。教わってから、自分でも家で作るようになりました。材料に生の韓国唐辛子が少しだけ必要なのですが、手に入りにくいので自分で育ててみることにしたのです。

辛いものはどちらかというと苦手です。韓国唐辛子は日本の鷹の爪の4分の1くらいの辛さということで、そんなに辛くないのだそうです。ワークショップの時に味見などしなかったので(辛いの苦手だから味見なんてとんでもない!)、どのくらいなのか見当がつきません。一度、千葉県産の青唐辛子を買って使ってみたところ、それはとっても辛かった!!やっぱり韓国唐辛子がいいなぁ。

5月に通販で苗を購入し、狭いベランダに大きめの鉢を用意して植えてみました。まずまずの成長ぶりで1カ月くらいで白い花が咲き、6月末には青唐辛子が採れました!とっても辛かったらどうしよう!全然辛くなかったらそれもどうしよう!と心配でしたが、辛いの苦手なわたしにちょうど良いマイルドでさわやかな青唐辛子になりました。

苗が育ったのと同じ土を一緒に買って植えたからか、そこまではとっても順調でした。その後、天候不良で雨続き&肥料切れになっていたようで、ぱったりと成長が止まってしまいました。8月になり、ようやく追肥が必要なんだ!と気がついて(初心者なのです…)、その後ずーっと花ガラのままだったものから青い実が膨らみ始めて、収穫できるようになりました。植物はすごいですね。7月初めころに咲いたものがそのまま落ちずにいくつも残っていて。種を残すためにはその必要があるということでしょう。ごめんごめん。

最初にできた青い唐辛子、数が少ないのであまり収穫はぜず、赤唐辛子になるのを待ってみました。色が赤く変わってからも温存していたら、枝についたまま干からびて本物の唐辛子のようになりました。そうかぁ、いつまでもフレッシュな赤唐辛子のままかと思ってた…。これは種を取って来年蒔いてみようかなと思っています。

夏前の花ガラが青唐辛子になり始め、それに目途が立ったからか、9月に入ってまた新しい花を咲かせるようになりました。先月の青唐辛子のクッキーには3本使いましたが、育つのがゆっくりなので収穫できるかドキドキしました。そして今月は赤唐辛子を3本使おうと予定していて、またちょっとドキドキしています。きれいな赤になるまでもう一息というところです。

奥に赤唐辛子、左には青い実が見えます。この花が赤唐辛子になるのは11月ころかな。
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