2022-03-30
大学を卒業しました
この3月に放送大学を卒業しました。専修学校での単位を使い2018年に3年に編入学して、残りの2年分を4年間かけてゆっくり履修しました。
大学で学ぼうと思ったきっかけは、初めてのヨーロッパ旅行の前に、行く先について調べ始めたこと。とても楽しく、それならばただ調べて知るだけでなく、大学卒業というかたちにしたらどうかと思ったのです。
高校の同級生は9割以上大学進学する中、わたしは早くからやりたいことがあったので専門学校へ進学したことが、なんとなく気になっていたかもしれません。これまで仕事や日常で体験したことを、改めて学ぶことで理解を深めたい、バラバラに散らかっていることを棚に整理して分類してみたかったというのもありました。
「人間と文化コース」で、主にヨーロッパの歴史・文化芸術・哲学についてざっくりと学び、その後に日本のことも少し。教養学部の範囲でのことで大雑把ではあっても、日本人のわたしが西洋芸術を理解するのには必要なことでした。なんとなく経験で知っていたこともありましたが、その背景や意味を改めて知ることができ、そういう発見や理解を得られたことはわたしにとって本当に価値のあることでした。
好きな勉強のはずが、試験の前に慌てて勉強したり、レポートの締め切り前に徹夜になったりもして(笑)、テストがマークシートだけの科目にすれば良かったのに…と思ったこともあったけれど、たくさん本を読んで考えをまとめる体験ができたことは小さな財産です。卒業研究はやらなかったのだけど。
学ぶことのほとんどは、過ぎたことを誰かの視点で解釈したもの。未来のことは誰も教えてはくれません。学んだことはそれを考えるための土台にはなるかもしれませんね。
タグ: 学び
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