2021-03-05

部屋を良い香りの音でいっぱいにする

先日、良く響くお部屋でレッスンを受ける機会がありました。「ヴァイオリンを弾くというのはお部屋を良い香りの音でいっぱいにすること」と言われ、少しだけ自分の楽器からそういう音が出てくる気配を感じられてとても幸せな気持ちになりました。

普段の練習は、うまくできないことにイライラしていたり、自分で決めたノルマを終わらせる義務感でやっていたり、あまり嬉しくない気持ちで弾いていることが多いのです。「それならヴァイオリン大好きです!」と心の中で思って、あれ?好きで始めたんだったよね?と軌道修正できました。

月初めの指針として、2月に他のことと一緒に「ヴァイオリンの時間を美しく」とノートに書いていました。自覚あったのだな。書いたことを忘れていたけれど、実現しました。あのレッスンの後から家の中で一番響きの良いところで練習するようになり、あの時の幸せな気持ちを忘れないようにというのが練習の目的になりました。美しい幸せな時間にするにはそれに相応しい音にする必要があり、練習として間違っていないはず。幸せな気持ちがどこかへ行ってしまい分からなくなりそうな時もありますが(笑)。

自分の心地良さを大切にしようと、去年から家の中の片づけや(まだ途中ですが)、自分のための椅子やあご当てを替えたりしています。その流れでこのブログもできました。ヴァイオリンを弾くことが本来の幸せなことに戻せそうで、少しずつ環境を整えられてきていることが嬉しいです。

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