2022-05-05
新しい教本「ローデ」
「愛の悲しみ」に苦戦しているのに加え、新しいエチュードの教本に取り組むことになり、大苦戦しています。「ローデ」という練習曲集。練習曲集(エチュード)というのは、ピアノだったらバイエルとかブルグミュラーとか(ピアノをやったことはありませんが)、そういう誰もが通る決まった道のようなもの。
ヴァイオリンでこれまで「カイザー(36曲)」を3巡(2012~2015)、「クロイツェル(42曲)」を2巡(2015~2019)、それぞれかなりしつこくやりました。やったそばから順に忘れてしまいますが、楽譜を読むのが苦手なわたしはもう本当に苦労してやったので(それは忘れない、笑)、意識の上では忘れてもどこかに刻まれているに違いないと思いたいです。
その苦労を久しぶりにまた新たに始めるということで、この前から練習していましたが以前と変わらず大変です。弾くのが難しい以前にいつになっても譜読みが困難で、自分は全然進歩していないのでは…と苦しくなります。できる気がしないままレッスンで弾くのは恐ろしく、先生が怖くないことだけが救いです。自分では分からなくても進歩している、と言ってもらえました。
ヴァイオリンを練習して、アマチュアオーケストラに入りたい等の目標はありませんが、好きな曲を思うように弾けるようになりたい。妄想が広がる頭の中で流れる「ヴァイオリンの音」がとても美しく、自分のとはかけ離れていて、それに追いつく日は来ないかもしれません。ヴァイオリンを練習するのは、自分でそれを再現できるようになるために、かな。しかし、そのための苦労が大きいです(苦笑)。
タグ: ヴァイオリン
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