2021-10-09

新しい曲を始めました

今、ヴァイオリンのレッスンでは基礎練習と音階と曲、3つのメニューをやっています。前回で曲の仕上げが終わり、新しい曲が始まりました。

具体的なことは未定ですが、ひとに聴いてもらう前提でパラディスの「シチリアーノ」を選びました。
いつかやってみたい曲の中で、「ガッツリ演奏を聴く」という態勢でなく、他のことのついでにちょっと聞いてもらうような状況で弾くのに違和感のないもので、わたしが何とか弾けそうな曲(←ここが最重要!)。

これまではしばらくバッハをやっていました。無伴奏曲はひとりで弾くには適しているかもしれませんが、聞いてもらうに堪える演奏ができるようになるのは相当先になりそうです。ヴァイオリンを習っている人として勉強のためにやらせてもらっていました。

シチリアーノ、あまり難しく考えずに選んでしまいましたが、こういうシンプルなメロディーを聞いてもらえるように弾くというのは、なかなか大変なことなのを忘れていました!この曲で伝えたいこと(絵のような、物語のようなもの)に合わせて、フィンガリングやボーイングや、弾く弓の駒からの距離、左手の押さえ加減、ヴィブラートのかけ方…、いろいろ考える必要があるのだそうです。頭パニックです!

ただ好きだなぁ~と思っていただけで深く考えていなかったので、どんな曲にしたいかを考えるところからです。妄想を膨らましたり、ヴァイオリンをもって音を出して感じることを拾ったり、ヴァイオリンと関係ない日常の中でヒントを見つけたり。この前、頭の中で曲を再生していた時にとってもいい感じな箇所があって、あーそれ!と思ったのに、それがどんなのだったか消えてしまいました(笑)。

そういえば楽譜に何か書いてあったな!と、レッスンへ行く電車でカバンの中の楽譜の写真を撮って調べました。「ミュートをつけてもよい」
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