2021-11-27
枯れた音
先日のレッスンはシチリアーノの最終回でした。
多分、「先生、見ないでください!聞かないでください!」という演奏にはならなかったのでは?と思いますが、やっぱり普段とはちょっと違って、挙動不審気味だった気がします(笑)。なかなか普通っぽく弾けません。充分できるようになってようやく普通っぽく聞こえるのでしょうね。
この曲で出されたお題は「枯れた音」でした。枯れた音から豊かな音まで、広い範囲の音を曲の中で使い分けるために、曲の組み立て方、弓の使い方や左手の工夫などいろいろ試し、勉強になりました。前にちょっと書きましたが、この曲はミュートを付けて弾く場合もあります。そうすると音量も響きも押さえられ、わたしのような技術の危なっかしい人は少し安定感が出て良いかもしれませんが、幅広い音は出なくなるのでレッスンでは使いませんでした。
いつか誰かの前で弾く機会があるときには安定感大事なので(笑)、ミュートも検討してみます。人前で弾くことを前提として選んだ曲ですが、今のところ具体的な予定はありません。やがて…とは思っていますよ。
タグ: ヴァイオリン
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